SDGs(エスディージーズ:Sustainable Development Goals 持続可能な開発目標)とは、2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2016年から2030年までの国際目標です。
持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成され、「誰ひとり取り残さないことを目指し、先進国と途上国が一丸となって達成すべき取組」となっています。詳しくはこちらをクリック
当社は「安心・安全を追求し地域社会の発展に寄与する」という理念に基づき、ものづくり企業として「より効率的な生産とサプライチェーンの構築」「安心・安全な製品・技術の提供」「次世代育成」を行い、SDGsの目標達成に向けた取組を進めていきます。

川上板金工業所では、17の目標のうち10の目標に対してSDGs宣言を行っています。
川上板金工業所では、社員やその家族が心身ともに健康であることを第一に考え、健康増進や快適な職場環境作りに向けた取り組みを推進しています。
健康経営では、全社員を対象とした「朝のラジオ体操」や「定期健康診断の実施」、「健康をテーマとした研修」等様々な取り組みを行っています。また、女性のエンパワーメントのための適正な政策を強化することで「5.ジェンダー平等を実現しよう」の取組にも挑戦しています。 健康経営の取組はこちら
川上板金工業所では、グッドデザインミュージアムや板金ミュージアムを通して、将来を担う子供たちに、ものづくりやデザインの楽しさ、素晴らしさを身近に感じて貰うため、「紙育」や「やね育」を行っています。
紙育では、屋根に使用する銅板で折られた鶴を見本に、子供たちが折紙を使って見本通りの鶴を折ることにチャレンジします。このような体験は子供たちの感性や想像力を高めることのサポートとなります。
K - culture center(川上板金工業所榎井事務所)は、学生や社会人のための学習と社会教育を提供する文化施設です。
4つの大中小の教室は、小学生から高校生までが学習する学習塾、小学生から高齢者までが習うパソコンスクール、経営者の生涯学習を行う教育団体などへ施設を貸出しています。当カルチャーセンターは、人と人との出会いによって、学習力や経営力を図るための研修施設として利用されています。
川上板金工業所まんのう工場は、車の洗車や道具の洗浄水は、井戸水の利用によって行っています。
井戸水のポンプアップは、太陽光発電による電気を使用しています。
また、災害時におけるライフラインの切断時には、地域住民へトイレの洗浄水として提供します。
川上板金工業所営業部は、電気自動車充電スタンドの活用や、車両を低公害車によって、石油依存度の低減を図っています。
また、まんのう工場、吉野工場、榎井倉庫内で取り扱っているフォークリフトをガソリン式から電動式に変更し、CO2の削減や有害な排気ガスを出さずにクリーンな環境の中で作業が出来ることを意識した取り組みを実施しています。
川上板金工業所では、5つの発電所で1メガの電気を作り、晴れた日には琴平町・まんのう町の住宅約300世帯に電気を供給しています。
また、川上板金工業所の各工場、事務所、倉庫は、LEDの電灯とトップライトの自然採光を積極的に活用することで、節電により、CO2削減に取り組んでいます。
健康経営の取組により、ワークライフバランスの推進、職場の活性化、過重労働対策等を行うことで、社員全員の生産的な雇用とディーセント・ワークを促進しています。職場の活性化として、年に二回社員や社員の家族を含めた慰労会を行い、社員のモチベーション向上につなげています。
また、近年では障がい者雇用にも力を入れており、公正な所得、安心できる職場と家族の社会保障、自己啓発と社会的統合のよりよい見通しを提供できる生産的な雇用を目指しています。
全社員を対象とした社内研修や社外研修を毎月行っています。健康経営による健康状態のサポートや資格を取得するための費用を会社が負担し、職務に直接必要な技術や知識の習得をサポートするなど福利厚生にも力を入れています。
年齢・障害にかかわりなく、全社員の能力強化及び経済的なサポートを実施し、働きやすい環境の提供に努めています。
当社榎井倉庫駐車場を回収場所として提供し、町内会や自治会と協力して、家庭から排出される紙類や古紙類、缶類、金属類を回収することで、ごみの減量化・資源化の推進を図っています。
また、数々の文化財に指定されている金比羅宮や有形文化財に指定されているJR琴平駅や敷島館をはじめ、地域の建物の復元工事や施工に参加し、持続可能なまちづくりに貢献しています。
近年では盲導犬育成支援や福祉の増進を願い、日本盲導犬協会への支援を実施しています。
川上板金工業所が開発したオリジナル屋根材「クローザーシリーズ」は、これからのインフラの整備や強化に必要となる「大型台風や強風雨などに強い屋根材」として評価されています。
地域に残る文化遺産や自然遺産等の保護・保全に協力しながら、環境面にも配慮した屋根材を提供しながら、人々の生活の場や働く環境を守ります。
川上板金工業所では、廃棄物の発生を大幅に削減する取組として、紙で運用されていた文書・資料を電子化し、情報共有クラウドで資料を共有しています。
情報共有クラウドに格納したデータをスマートフォンやタブレット端末で確認し、業務資料のペーパーレス化を実現しています。
また、社内会議はプロジェクターを使用したペーパーレス会議を導入しています。
オリジナル屋根材「クローザールーフ TYPE-D」は、折板屋根をサンドイッチ状に積層加工し、間にポリスチレンフォームを敷きこむことによって、室内表面温度を31℃強まで抑制することに成功しました。夏でも快適に過ごすことが可能となり、CO2や温室効果ガス排出量の削減に貢献出来る屋根材として提供しています。川上板金工業所は地球温暖化やヒートアイランド現象の緩和に向けた屋根材の開発に取り組んでいます。
加入団体:一般社団法人日本金属屋根協会 / 断熱亜鉛鉄板委員会